生産者との繋がりを大切にする地元食材に拘った食堂と、花野家のぬくもりに包まれた古民家ゲストハウス
淡路市佐野に地産地消、自給自足スタイルを体験できる食堂と宿があると聞き、さっそく突撃レポートにやってきました。
真夏も過ぎ、心地よい風が吹く季節、快晴の青空の下、遠くを見つめる乙女がひとり。
いい天気だ。それにこの空気感ものんびり出来てなかなか良いな。
うなぎ団預奉所仕置所総監督、松子とは私の事だ。
(なんだか難しい肩書きですが、要はうなぎ団のお仕置き担当なんですね。今回が初めてのレポート、松子さん宜しくお願いしますね〜(^O^)/)
あぁ、安心しろ。そなたは私についてくれば良いのだ。それではいざ、しょくのわへ。『推して参るっ!!』
生産者と直接やりとりをし、淡路島産にこだわっておるのだな。調味料までも無添加だと聞いておるぞ。そんな食材で作られるおばんざいはまさに一期一会の味であろう。
これが、本日のおばんざいメニューか。
「おばんざ~~~い!!」
ん?そなたは何者だ?
「通りすがりの中原水産の者で~す。ちりめんじゃことか扱ってんねん。”けんけん”って呼んでや。今日は、しょくのわさんへ客としてきてんねん。ええ感じの店やわ~。」
そうか…一応、宜しく頼む。ならば私もけんけんの真似をして、しらす丼の前で、おばんざ~~~い!!
けんけん 「それ、うちのしらすと違うけどな(爆)」
ははははは、、、━(;゚Д゚)━
後ろで、たーんてーぶるを操っておるのが、おーなーの花野殿だ。以前は洲本市で音楽ばーを経営されておったそうだ。どうだ?私にもちぇけらっちょさせてくれないか?
どうした、遠慮せずに拍手してもかまわんのだぞ?
よし。このこんとらばすで”千本桜”を披露してやろう。けんけん、しっかり手で支えておれ。
(それ、たぶん、ウクレレだと思うよ、、、、)
しょくのわのしぇふ、神瀬殿だ。調理中だから邪魔は出来ん…な。。。
邪魔は出来んな。。。。。
、、、松子さん、悪ノリが露骨(^_^;)
この釣り竿で、食材を釣っておるのであろうか?
魚は釣れても、この松子はそう簡単には釣れぬがな。ふふふ。
、、、、、、(-。-;
まだ開店して間もないので、沢山の祝いが届いておるな。なかなか愛されておるようではないか。
よし。ではそろそろ、げすとはうす花野の方へ参ろうか。
2階の部屋は宿泊客がおるのでな、1階の部屋を改めよう。ふむ。床の間もあってなかなか落ち着ける部屋のようだな。
ほう。漫画本が沢山あるな。。。花野殿、私が好きな”魁!男塾” が置かれていないではないか!何故なんだ、どうしてなんだ、すねるぞ。すねてやるぞ。私がすねてもかまわぬとそなたは申すのか?私がすねれば2週間は口をきいてやらぬぞ。それでもかまわぬのか?
ええ〜い、こうなったら…
『これでどうかっ!!』
(、、、やけくそですか!? (^_^;))
やけくそではない。意表を突いておるのだ。そなたも男なら魁るのだぞ。
この椅子に座ってのんびり漫画本を読むもよし…
庭を眺めながらまったり漫画本を読むもよし…だな。
げすとはうす花野では、サッカーチームが合宿に利用したりもすると聞く。この宿では、人と人との繋がりの大切さを感じる事が出来るであろうな。
花野殿が申しておられた。「場を作る事が自分たちの仕事なのだ」と。ふむ。良い仕事をしておるな。また来るぞ。
「しょくのわ」のシェフ神瀬さんは、生産者の皆さんとお互い顔の見えるお付き合いを心掛けておられ、自身でも野菜を育てておられます。淡路島産に拘り、食の安全のみならず、命を頂く事への感謝、人との繋がりの大切さなどを食を通して伝えていきたいそうです。
オーナーの花野さんは、未来を見据え、自給自足のライフスタイルを確立し、この恵まれた淡路島の自然に感謝しながら学び、温かい家族、そして温かい人の繋がり作りを目指しておられます。
お二方の素敵な人柄が、そのままお店に反映された「しょくのわ」と「ゲストハウス花野」。皆さんも直接足をお運びし、是非この温かい雰囲気をご体感くださいませ。